民主主義国と非民主主義国の違い

民主主義指数とは

民主主義指数は、イギリスの「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が世界各国の民主主義のレベルを評価し、2年おきに公表している指標です。指標は「選挙手続きと多元主義」「政府の機能」「政治への参加」「政治文化」「市民の自由」の5つからなり、各国・地域に政治自由度の向上を促し、独裁の弊害を監視するための指標となっています。

この指数の8点以上が「完全な民主主義」、7〜6点が「発展途上の民主主義」、5〜4点が「混合政治体制」、4点以下が「独裁政治体制」とされており、日本は8.08点(20位)で「完全な民主主義」とされています。

 

2017年は再び民主主義指数の調査が行われますが、イギリスのEU離脱やアメリカのトランプ大統領の誕生、タイで発生した軍事クーデターの影響など、各国を取りまく環境の変化がどのように指標に反映されるかに注目が集まっています。